家電量販店ノジマの野島廣司(のじま ひろし)社長が、子会社の社員の実名を挙げて「使い物にならない」などと責めた文書が子会社のイントラネットに昨年8月に掲載されたことがニュースとなっております。
パワハラに対する世間の目が厳しい近年、社長自ら社員の実名を挙げて叱責をすることは企業イメージを損なうことにもなりかねません。
ノジマといえば、神奈川を中心に展開する家電量販店で、親切な接客で他の家電量販店と差別化するイメージだったのですが、今回の問題を起こしてしまった、野島廣司社長について調べてみました!
野島廣司ノジマ社長の年収は?
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— NIKKEI STYLE 出世ナビ (@nikkeistyle_c) 2018年2月2日
株式会社ノジマは上場企業ですので、報酬が1億円を超えていると有価証券報告書に開示する義務があります。
ノジマの有価証券報告書を調べてみましたが、1億円越えの報酬者はいませんでした。
更に調べてみると、役員報酬の合計が、2億7千3百万円ということが書いてありました。(平成29年度)
当時の役員の人数は10人ですので、一人当たり2700万円ほどとなります。
もちろん、役員の中でも報酬に差があり、社長である野島廣司社長の報酬が一番高いでしょうから、野島廣司社長の年収は4~5千万円ほどになると思われます。
更に、野島廣司社長はノジマの子会社であるITXというIT系商社の社長も務めております。
こちらについても同様に調べてみると、少し古い情報ですが、5人の取締役で1億1800万円の報酬があることが分かりました。(平成21年度)
最新のものは分かりませんが、現在も大きくは変わってないでしょうから、ITXとノジマを合わせた野島廣司社長の年収は5~6千万円ほどと推定します!
野島廣司ノジマ社長の経歴は?
野島廣司社長の経歴を調べてみました。
- 1973年:有限会社野島電気商会(現:株式会社ノジマ)入社。
- 1978年:取締役。
- 1991年:専務取締役。
- 1994年:代表取締役社長。
- 1995年:株式会社テレマックス代表取締役社長。
- 2000年:ソロン株式会社代表取締役。
- 2002年:株式会社ノジマCEO兼執行役員管理統括本部長。
- 2002年:株式会社ブロードバンド・ジャパン代表取締役社長。
- 2003年:株式会社ノジマ取締役兼代表執行役社長CEO兼管理統括本部長。
- 2005年:取締役兼代表執行役社長。
- 2005年:株式会社イーネット・ジャパン取締役。
- 2006年:株式会社ノジマ取締役兼代表執行役会長CEO。
- 2006年:株式会社WAVE取締役。
- 2006年:有限会社プロフィット代表取締役。
- 2006年:四国新電電株式会社代表取締役。
- 2007年:株式会社ノジマ取締役兼代表執行役会長(CEO)兼管理本部長。
- 2007年:取締役兼代表執行役会長兼社長。
- 2017年:18アイ・ティー・エックス株式会社代表取締役社長
入社5年目で、取締役就任となっておりますが、もともとノジマは、野島廣司社長の父親が始めた町の電気屋といったものだったようです。
その後、野島廣司社長の功績が大きく、現在のような大企業になったようです。
尚、野島廣司社長の弟の野島隆久さんは、PCデポコーポレーションの代表取締役のようです。
兄弟揃って、大手家電量販店の社長なんて、凄いですね。
野島廣司ノジマ社長の学歴や年齢は?
野島廣司ノジマ社長の学歴や年齢を調べました!
調べたところ、1973年に中央大学商学部を卒業していました。
また、生年月日は1951年〈昭和26年〉1月12日で、2020年3月現在69歳のようです。
なお、出身は神奈川県相模原市で、ノジマが神奈川県に多いのも野島廣司社長が神奈川出身であることが理由のようですね。
最後に、野島廣司社長の著書を発見しましたので興味ある方はご覧ください。(中古本の在庫しかなく、数に限りがあるようなので気になる方は早めにチェックしてください)
人材教育に関することにも言及しているようですが、今回起こしてしまった問題のことを考えると、少し皮肉になってしまいますね。
以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました!
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