中日ドラゴンズと2016年から助っ人外国人選手として契約しているダヤン・ビシエド選手が、2018年度のプロ野球セリーグのベストナインに選ばれました!
得票数は174票点で、次点が2018年度、巨人の4番としてブレイクした岡本和真選手の95票点ですので、倍近い票点数での選出になります。
2018年、5位となった中日ドラゴンズで活躍したダヤン・ビシエド選手はいったいメジャーでどんな成績だったのか気になりましたので、ダヤン・ビシエド選手のメジャー時代の実績や経歴から年俸について調べてみました!
ダヤンビシエドの経歴や実績
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— ちゃ~@竜党 (@Char_dra) 2016年3月27日
- 名前:Dayán Viciedo Pérez (ダヤン・ビシエド・ペレス)
- 生年月日:1989年3月10日 年齢32歳(※2020年11月時点)
- 出身:キューバ ビジャ・クララ州レメディオス(国籍はアメリカ籍)
- 身長・体重:185cm・108kg
ダヤン・ビシエド選手は、元々キューバ出身で、キューバで野球を始めております。
キューバでは同世代リーグでの圧倒的な成績(打率.405・5本塁打・18打点・14盗塁)を携え、2004-2005シーズンに15歳で国内リーグ”セリエ・ナシオナル・デ・ベイスボル”デビューしております。
実はこの時期開催された、2006年の第1回WBCの一次候補にも挙がるなどほどでしたので、もしかしたら日本が決勝で対戦したキューバ代表に選ばれていた可能性があります。
当時のWBCと言えば、日本人投手の多くがメジャーに渡る前で、決勝戦には松坂大輔選手、渡辺俊介投手、藤田宗一投手、大塚晶文投手と強力な投手リレーでしたが、結果は10 – 6で日本が勝利と、この投手陣から6点も取った超強力打線でした。
このキューバ打線に若干17歳にして入れる可能性があったとは、ダヤン・ビシエド選手恐るべしですね。日本なら、甲子園を目指している年齢です。
そんなダヤン・ビシエド選手ですが、2008年5月にいかだに乗ってキューバから亡命し、アメリカ合衆国のフロリダ半島に上陸した後、ドミニカ共和国で居住権を確立しました。
その後のメジャーやマイナーでの経歴は下記の通りです。
- 2008年12月:シカゴ・ホワイトソックスと4年総額1000万ドルで契約を結び入団。
- 2009年:2009年7月のオールスター・フューチャーズゲームの世界選抜に選ばれる
- 2010年6月20日:ワシントン・ナショナルズ戦で21歳にしてメジャーデビュー。
- 2011年:AAA級シャーロット・ナイツで119試合に出場し、打率.296・20本塁打・OPS.856を記録し、AAA級のオールスターゲームにも選ばれる。8月26日にメジャーへ昇格。
- その後は順調に活躍し、2015年1月12日にホワイトソックスと440万ドルの1年契約に合意する。しかし、1月28日に戦力外となり、2月4日に解雇された。
1月12日に契約合意で、1月28日に戦力外というのが、メジャーならではでプロ野球では信じられませんね。
参考までに、その後ダヤン・ビシエド選手は2016年から中日ドラゴンズの助っ人外国人として活躍することになります。
メジャー5年間での通算成績は下記の通りです。
- 出場試合数:483試合
- 打率:.254
- 本塁打:24本
- 打点:211打点
- 盗塁:2本
- OPS:.722
メジャー5年間での年俸推移は下記の通りです。
- 2010年:$125万
- 2011年:$225万
- 2012年:$250万
- 2013年:$280万
- 2014年:$280万
中日ドラゴンズ加入月の2016年3・4月から月間MVPを獲得するなど、大活躍のダヤン・ビシエド選手ですが、メジャーでは戦力外となっていますから、メジャーはレベル高いですね。
2018年度のプロ野球セリーグのベストナインを獲得する活躍をしているダヤン・ビシエド選手ですので、2019年、中日ドラゴンズの飛躍のきっかけになれるのではないでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました!