作品の絵がとても綺麗で、話にもドラマ性がある少しエロスな時代劇漫画『天保桃色水滸伝』について調べてみました!
天保桃色水滸伝のネタバレやあらすじ!
天保桃色水滸伝のあらすじ!
【コミック乱十一月号・本日発売】たまらなくHな官能時代劇『天保桃色水滸伝』(八月薫/粕谷秀夫)、今号も艶やかなバトルシーンが続きます。そしてその闘いの先にはもちろん、たっぷりのお色気シーンが……単行本第1巻も、大好評発売中!!(に) pic.twitter.com/pjLILRHys6
— 月刊コミック乱 (@gekkancomicran) 2018年9月27日
武士を隠居して絵師となった杉孫六は、
亡き息子の妻・加津を伴い江戸へ出てきた。
義理の親子であるこの二人は、
色々あって男女の仲に──
さらに長屋の住人らも加わって、
淫らな欲望の糸が複雑に絡まっていく……!!
引用元:株式会社LEED社HP
公式HPの作品情報です。
隠居した絵師の杉孫六(主人公)と無き息子の妻・加津(ヒロイン)の情事を中心に、隣人も巻き込んでドタバタ劇が繰り広げられていくというお話です。
”亡き息子の妻を伴い江戸へ出てきた”というところが、この作品、最大のポイントになります。
現代でも、このような義理の親子の恋愛を題材にした漫画はあまりありませんが、そのうえ時代劇的な要素も持っているという、ストーリー展開が予測しづらい話になっていますね!
ちなみに、作者の八月薫という方は、人妻・熟女にターゲットを当てた作品が多い作者になります。
天保桃色水滸伝のネタバレ!
以下、ネタバレを含みますので、作品の内容を知らずに、作品を楽しみたい方は読まないでください。
隠居した絵師の杉孫六(主人公)と無き息子の妻・加津(ヒロイン)の情事ということですが、いくら旦那が亡くなったとはいえ、その旦那の義理の親といきなり恋仲になるなんて流石にありえないですよね?
もちろん、”そこは漫画でフィクションだから”というのは承知ですが、あまりに脈絡がないと話に入り込めず、物語を読む気になれない人も多いでしょう。
しかしこの漫画では、しっかりとその背景は描かれています。
元々、主人公の杉孫六が若いころ、ヒロインの加津の母、千鶴と恋仲だったというお話です。
しかし、どちらも武士の家柄だった二人は、結ばれることは無く、決められた縁談相手と結婚し、それぞれ子供を持ちます。
子供を持ってから、十年以上の歳月が経ち、杉孫六の妻が亡くなり、更にその数年後、加津の母の千鶴が亡くなります。
加津の母が亡くなったことで、父親が後家となる女性と結婚しますが、加津と馬が合わないし、後妻が連れてきた息子(加津の義理の兄弟となる)とも馬が合いません。
しかも、その4年後に加津の父親が死んでしまい、その後妻と義理の兄弟はやりたい放題。
義理の息子に至っては、加津を慰めものにしてしまいます。
それから、加津にとって、地獄のような生活がしばらく続くのですが、杉孫六はあるツテから千鶴が死んだことや、その娘の加津が大変な状況にあることをしります。
そこで、武士でもあった杉孫六は加津を助け出しに行き、加津の義理母や義理の兄弟を圧倒し(殺してはいません)加津を助け出し、それが縁で杉孫六の子供と結婚することになったということになりました。
ということで、エロスを描かれた漫画ではありますが、登場人物の背景がしっかりと描かれており、感情移入することができます!
天保桃色水滸伝の感想!
人妻や熟女を描いた漫画に定評のある八月薫作品ということで、絵はとても綺麗です。
下記の絵が好きなら、作中の絵の画力は安定していますので、安心して読めるでしょう!
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— 月刊コミック乱 (@gekkancomicran) 2018年3月27日
内容に関しては、ネタバレのところでも書きましたが、登場人物の背景がしっかりと描かれていますので、あまりに突飛の内容だと冷めてしまう私でも、気にならずに読めました!
2人が暮らす長屋の住人を巻き込んでとの話ですが、様々な魅力的な登場人物がいて、とても楽しく読めます。
加津のお色気シーンは多数ありますが、基本的に杉孫六意外と一線を超えるようなシーンはありませんので、そのようなことに抵抗のある私も不快感無しに読むことができました。
老いた男と若い後家の禁断の関係や、時代背景を考慮したシナリオ設定、登場人物の背景がしっかりと作り込まれており、これから一癖も二癖もある敵役が次々と現れるであろう期待感はなかなか面白そうで、続きがとても楽しみな作品です!
天保桃色水滸伝の伏線や今後の展開の予想!
まず、物語を読んでわかる一番の伏線は、加津をいじめていた、義理母や義理の兄弟でしょう。
杉孫六に圧倒されたとはいえ、2人とも生きていますので、嫌らしい性格として描かれている2人なら、杉孫六の隙をついて、加津を誘拐しに来るなどのことはありえそうです。
また、他の伏線として印象的で、少し読みづらいタイトルに既に伏線がありそうです。
天保桃色水滸伝ですが、天保水滸伝という作品はかなり有名なもので、歌舞伎や浪曲にも取り入れらているほどです。
これにエロス部分として、桃色を追加したものがタイトルですので、ベースの話は天保水滸伝に沿って書かれることが予想できます!
では、天保水滸伝とはどんなお話なのでしょうか?
笹川繁蔵しげぞうと飯岡助五郎の出入りや勢力せいりき富五郎の自殺事件など、下総の利根川周辺の俠客の争いを扱った講談。繁蔵を義俠の人として描き、またニヒルな浪人平手造酒ひらてみきが活躍する。歌舞伎や浪曲にも取り入れられている。
引用元:三省堂 大辞林より
ということで、任侠を扱った話ということになりますね。
主人公の笹川繁蔵というのが、漫画での主人公:杉孫六ということになるでしょうから、ニヒルな浪人平手造酒にあたる、主人公の助けとなるキャラクターも出演するかもしれません。
おそらく、平手造酒も魅力的なキャラクターでしょうから、まだ始まったばかりの”天保桃色水滸伝”これからがとても楽しみです!
最近、電子書籍を扱うサイト、music.jpで天保桃色水滸伝の取り扱いが始まり、30日間の無料トライアルで漫画を実質無料で読むことができるようです!
トライアル期間で解約すれば料金は発生しませんし動画も見ることができるので、興味のある方はこちらのサイトをを確認してみみてください。
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最後までお読みいただきありがとうございました!